
神戸市東灘区の国道2号線から少し入った路地に、看板も出さずひっそりと店を構える。
目隠しのような暖簾をくぐって引き戸を開けると、一升瓶が並んだL字型のカウンター。
酒と魚をこよなく愛する若き店主、有田一彦があなたを迎える。
「元々、奥深い日本酒、それも無濾過の生酒が好きで始めた店!」
生酒の冷蔵庫に常時30もの銘柄が揃う。
「酒は辛口で。」
あなたの好みを伝えると、店主がとっておきの一杯をあなたにすすめてくれる。
生酒は全て、「色や香りを楽しめるように」とシャンパングラスで供している。
そして旨い酒と共に、淡路と明石で揚がった昼網の魚介を中心にした料理があなたの前に並ぶ。
活の鯖はさっと〆て炙り、手製のねぎごま醤油。
天然塩を土台に貝殻を器に見立て盛られた“活・北寄貝の炭焼き”も、食せば独特の旨みが口に広がり、味わい深い辛口の酒にピタリと合う。
日本酒だけでなく、焼酎も30種類以上がスタンバイ。
「自分が好きな酒しか置かないから、骨太なものばかりになっちゃって・・・」と店主は笑いながらも、そのセレクトに多くの酒好きが虜にされる。
今日もまた、旨い酒と魚の店、其楽へ足を運ぶ。










